【進撃の巨人】アニメ87話感想

マーレ観光、色がついてることがショックだった。白黒写真に色をつけてみたという画像を見たときのショックに似てます。関係ない知らない国(時代)の話だったものが色がついた途端そこに生命があると感じたような。うまく言えませんが。

車やアイスで喜んでいる調査兵団は可愛かったです。

今回久しぶりにリヴァイ兵長がいっぱい動いて喋ってるところが見れて嬉しい。待ちに待った「チビッ子ギャングかな?」も。たぶん父オニャンコポン母ハンジ子リヴァイだと思われてる。

その後ラムジーを庇うシーンなのですが、港の商売人たちに囲まれる兵長のなんと小さいことか。そりゃあピエロも子供と間違える。

港から逃げ出す兵長、足HAEEEEEEEEEEEE。子供一人抱えてるのに誰よりも早いし、逃げ切ったあとは一部を除いてみんな息切らしてるのに兵長はけろりとしている。さすがリヴァイ・アッカーマン。

エレンはずーっと思いつめた顔してて見てて辛くなった。

 

そして地鳴らしのインパクト。世界連合軍が地鳴らし巨人を何体か足止めしたけど、そんなの焼け石に水で、何万体もの巨人が次から次へと押し寄せてくる。

恐ろしい光景でした。熱風で人が焼け死ぬ(焼けるというか溶けてる)のも、大陸をあっという間に埋め尽くす巨人も。

「奴だ」「進撃の巨人だ」でもう鳥肌止まらなくなった。港から結構離れた位置から見た光景だったのに、それでも大きい進撃の巨人と地鳴らし巨人。

 

怖い。と同時に思う。エレンの人生いったい何だったんだろう。まるで虐殺をするために生まれてきたようであまりにも可哀想すぎる。

ただ巨人の能力とは関係なくエレンの中に破壊衝動があるのも事実で。

彼の不幸は人を愛する心を知ってしまったことだと思う。有害なケダモノを駆除する精神でいられたらここまで苦悩しなかった。

化け物のような精神と人間くさい部分を持ち合わせるエレン。虐殺行為を考えると悪魔じゃん、って気持ちになるし、最後のアルミンとの会話を考えると幸せになってほしかったな~って気持ちにもなります。すごく複雑。

 

2023年には最終章。原作やアニメを最初から読んだり見たりして待ってます。