タイトルだけはアニメ化以前からどこかで聞いた覚えがある。内容は転生したら推しの子どもになった人たちの話である。
よくある転生もの……と思いきや「推し」がとても魅力的なキャラだった。嘘はとびきりの愛というポリシー、なんだかかっこいい。
誰かに愛されたことも誰かのこと愛したこともない、など、本作の台詞が数多く散りばめられた主題歌「アイドル/YOASOBI」もまたアイの魅力を物語っている。
でもアイが魅力的すぎて、そのあとの勢いはやや霞む。
なんていうか、高校生になったアクアのキャラがちょいきつい。
ないわーと思ったのは仮にもお世話になってる監督を子供部屋おじさんと馬鹿にしたところ。高校生に話合わせるのめんどくせーと心の中で言っちゃうところとかも。
これは「推しの子」に限った話じゃなくて多くの転生ものに対して思うことなんだけど、肉体的には年相応であっても中身(前世)の年齢を考えるとその言動は痛々しいよって。
大人なら世話になってる人間に敬意を払え。話を合わせるくらいスムーズにやれ。
アクアは好かんけどルビーはかわいい。前世でできなかったこと、現世ではいっぱい楽しんでほしい。
二人の父親が誰なのか気になるので最後まで見る予定です。