【傷だらけの悪魔】登場人物それぞれに思うこと【第374話までの感想】

言いたいことが溜まってきたので更新です。

 

登場人物それぞれに思うこと

詩乃に過去のことは水に流そうと言うなら自分も復讐なんかしなければいい。私はやりたいようにやるけど小田切さんはこれ以上何もしないでね、は虫が良すぎる。

態度が大きいままだから未だに心の底では玖村のくせにと思っているように見える。もともとは自分で蒔いた種だという自覚がまるでない。

水に流してほしいなら舞も坊主にするなり詩乃に主導権を譲って好きなようにやらせるくらいの誠意は見せよう。

 

詩乃

舞が転校してきたことで寛解に向かっていた病気が重症化したのは本当に不憫だと思う。

でもこれ以上クラスメイトに迷惑をかけないでくれ。タバコの件以降やることなすことひどい。千翔子と近藤さんにしたことは悪いことだ。

どう見ても重篤な病人だし入院して。クラスメイトには荷が重いので専門家にケアしてもらって病気が落ち着いた頃に反省して罪を受け入れて。

 

優里亜

ラブコメ、友情劇、家族会議と尺を取りすぎ。加害者なのに美化されすぎ。

とまあ多少の不満はあるものの反省し復讐を受け入れたことはえらい。謝れてえらい。ただし他よりマシってことはない。

 

優里亜を救うために暗躍しているが、静が舞に水をかけなければ扉に手を挟まれることもそのせいで優里亜が舞をいじめることもなければ舞から報復を受けることもなかったはず。

自分が事の発端だとわかってない時点で有能ではないのになぜかお馬鹿のフリした有能扱い。

ヒーローなら優里亜への報復も恵那への報復も全部自分が引き受けるくらいのことはして。静が水かけたのが始まりなんだから。

なんやかんやで優里亜や恵那を盾に安全な場所にいて卑怯。

 

当麻

気に入らない相手だからと監禁した上に性暴力を振るっておいて一途で純真無垢、真面目な良い子ちゃんぶっているところが無理。

計画犯でありながらあわよくば実行犯の伊藤(当麻がそそのかした)に罪をなすりつけて自分は見逃してもらおうと画策する姿は傷悪イチ卑劣な人間と言っても過言ではない。

 

近藤さん

自分が嫌だと思った暴力はいじめ、思わない暴力(舞の報復)は正当行為だと考えている節がある。それこそいじめじゃん。

暴露事件のことは怒っていいが、それはそれとして自分の正義感を満たすために詩乃に余計なことを言って怒らせた自覚は持とう。

 

千翔子に構ってもらえればそれで満足だろうに当事者気取りで首を突っ込んでは不必要に周囲をかき乱し他人の足を引っ張る。

唯がいなければ事態はここまでこじれなかったのではないかとさえ思う。それくらいやることなすこと裏目に出ている。

 

千翔子

ぼっち回避できるなら相手は誰でもいいのかと思わなくはないが、詩乃とまた仲良くできたらいいね。

 

大倉、宏樹、宏子

当然のように舞の味方についているが彼らは長きに渡って傍観者だった。舞にも詩乃にも関わろうとしなければ近藤さんがラインいじめに遭っているときでさえ無関心。

しかし幸運にも舞に取り入るチャンスに恵まれ無罪放免、安全な地位を手に入れた。山本や三口、モブよりこっちだろう舞がムカつくタイプは。

 

阿部さん

全てにおいてとばっちり。優里亜に墨汁かけられたのも当麻に暴言吐かれたのも近藤さんの暴走が原因。

しかし当の近藤さんは自分のせいで阿部さんに迷惑がかかったなど微塵も思わず、結果的に暴露事件の片棒を担いでしまった阿部さんに凄んでかかる。

まるで鬼の首を取ったかのような大きな態度を取られて不憫。阿部さんは近藤さんに何度もいじめに関わるなって忠告したのにね……。何かと間が悪い人である。

 

恵那、伊藤、山本、三口、モブなど

優里亜と当麻の引き立て役として過度にクズ、無能として描かれている。

 

翠ちゃん

過去編の前と後で人が変わり過ぎてよくわからない。

今のところ目立った出番はなし。深く関わってこられると余計話がこじれそうなのでこのままフェードアウトしてほしい。

 

市川先生

良い先生とされているが口先ばかりで実際には何もしていない。言ってることは舞一派にとって都合の良い正論ばかり。都合の良い先生。

 

潤ちゃん

大学生にもなって一方の話を聞いただけで暴走するヤベー人。もう一方の話は一切聞きません。詩乃とは初対面だけどこういうことなんだと決めつけてお説教します。

高校生同士の揉め事にノリノリで首を突っ込むところもヤバい。大学はどうした。

 

最後に

みんな等しく人間性や行動に難があるからこそ、一部のキャラクターだけが正義な展開に少しモヤモヤします。