完全版8巻まで読んだ。
読みながら泣きっぱなしだった。石版編は泣けるシーンが多い。特に8巻はレイラが石の呪縛を克服する話、アルベールの解放、魔界に帰るパティ、お日様とお月様の連続で涙が出る出る。
泣けると言えばガッシュカフェも。
7巻収録のベルギム・E・O(7歳児)が石にされてた1000年の間にママを亡くしたって話が辛い。
王を決める戦いが1000年おきなら魔物もそれくらい生きるだろう、だから1000年前の魔物は魔界に帰ったら家族に会えるだろうと思いきや、1000年以上生きられる魔物は案外いないそうで。
100~700年が寿命の魔物が多くて、仮にママの寿命が1000年以上だとしても1000年前の時点で100過ぎてたら望みは薄い。
作中たびたびキーワードになってる「魔界での地位」、その意味を十数年越しに痛感した。7歳児がママいないのは厳しすぎる……。
ここからはちょっとだけ話変わって電子書籍と紙媒体の話。
完全版を電子で買うか紙で買うか、かなり悩んだ末に紙で買ったんですが、やっぱ紙にしてよかった。大胆な大ゴマや見開きを見るたびに思う。
清磨がデボロ遺跡を見上げる大ゴマとか、壮大すぎてああこれからとんでもない戦いが始まるんだな……ってちょっと怖いけどワクワクする気持ちになるし、最大級呪文がぶつかり合う見開きは迫力がすごい。
しかも完全版だから画質が良い。細かいところまでよく見える。
大ゴマはともかく見開きは紙で見てこそ良い……。