ドラマ「35歳の高校生」の感想

好きなところ

周りを気にせず突き進む主人公

異様な空気を放つ3年A組で、上に媚びへつらうこともなく下に威張ることもなく、程よい自己主張をする主人公は見ていて気持ちが良かった。

 

気になるところ

最終回

全日制から単位制に変わりかけた高校。主人公は全校集会で「クラスをなくさないでください!」と主張した。

このときクラスメイトをはじめ拍手喝采が沸き起こったのだが、これが気持ち悪くて仕方なかった。クラスメイトだけならまだしも、なんで他のクラスまで?

散々空気が空気がって言っていたのに、最終回も空気読んで拍手喝采。空気からは逃げられないという皮肉だったと思いたい。

 

最後に

最終的にカースト崩壊したのと三年生だったからめでたしめでたしだったと思う。一年生や二年生だったら来年もまた……と嫌な予感が残ったかも。