【進撃の巨人】アニメ65話(4期6話)の感想

調査兵団が人を殺しまくる姿を見てただただショックだった。

漫画ではそんなにショックじゃなかった。むしろ満を持して出てきた新しい姿の調査兵団にテンション上がったくらい。

アニメは違った。

 

アニメはパンをくれるおばさん、飲んだくれのおじさん、それからヴィリー・タイバーの子供たちなど、「海の向こうの人々」がたくさん描かれている。

戦士隊も、戦から離れればライナーにおごらせるくらいには仲が良いとわかるシーンがあったりして、とにかくマーレ側に感情移入できるところが多かった。

マーレにも人がいるんだな。生活があるんだな。家族がいるんだな。

 

そう思ってたら死んだ。

パンくれたおばさんも飲んだくれのおじさんも。

タイバー家の子供たちもパパを失った。

門兵のおじさんも死んだ。

マーレ軍もやられた。

タイバー妹もガリアードもボロボロ。

 

やったのはエレンと調査兵団だ。

悲惨な光景。正に島の悪魔じゃん……と思ってしまうほどのインパクトだった。

エレンが、調査兵団が、島の人たちがどんな目に遭ってきたか知ってるのに。エレンの思惑だって知ってるのに。

それでもレベリオ区を蹂躙する彼らは悪魔に見えた。

3期まで彼らが戦う姿をずっと見てきたとかそんなの関係ない。ただの悪魔。最低最悪の人殺し。

愛着あるキャラクターをこんな風に思うってそうそうない。ただただ悲しい。