【進撃の巨人2】立体機動が楽しい

コーエーテクモゲームスの「進撃の巨人2」をプレイした感想です。

この先ゲームのネタバレと原作コミックス32巻までのネタバレを含みます、ご注意ください。

 

 

没入感がすごい

立体機動が楽しい

このゲームを買った理由が「立体機動で飛び回りたかったから」。期待通り立体機動が楽しかった。

ムービーが自分の分身となるオリジナル主人公の一人称視点なんだけど、この一人称視点から見る立体機動でいっきに進撃の世界に引き込まれた。

まるで自分も進撃の世界の住人になった気分。没入感がすごい。

 

没入感がすごいからこそ思ったこと

壁外に出るもんじゃない

オリジナル主人公はエレンたちと同じ104期で、初陣はもちろんトロスト区襲撃時。ここで巨人と初対峙するわけだけどすっごく怖い。アニメで初めてカルライーター見たとき並みの恐怖を感じる。

慣れないゲームで操作が覚束ない=立体機動が使いこなせないのでしばしば巨人に目を付けられるし、うなじ切り落とし損ねるし、なんなら立体機動で逃げた先に別の巨人がいたりする。怖すぎる。そりゃハンネスさんも勇気出ない。

巨人怖すぎて壁外に出るもんじゃないって思った。憲兵団に入って内地で暮らしたい、それが無理なら駐屯兵団。何故なら死にたくないから。

 

戦士3人に対して複雑な気持ちになる

このゲームの醍醐味のひとつがキャラクターと仲良くなれること。小鹿隊長をからかったり、ペトラから「オルオみたいになったらダメ」って助言もらったり、ゲルガーにありったけの酒をプレゼントできたり、タメ口で話すモブリットがたくさん見れたり、兵長にすごい笑顔でクソでも我慢してるのかと聞かれたり。

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色々なキャラクターの色々な一面を伺えて楽しい反面、ライナー、ベルトルト、アニに対してだけは複雑な気持ちになる。

この3人も他のキャラクターと変わりなくオリジナル主人公に親しく話しかけてくるんだけど、どうせ裏切ると思うとひたすらモヤモヤする。

ベルトルトが壁外調査の途中で「憲兵団に入ったアニは今頃何をしているんだろう」とか言い出したときには「何ってどこかで巨人化してるんだよ知ってるだろ?!」と突っ込みたくなった。ライナーも兄貴面してくるので腹立たしい。

そんな感じでイライラしつつもゲームをやればやるほどだんだん可哀想になってくる。事あるごとに「いつか故郷に帰るんだ」と話すベルトルト、お前は故郷に帰れないんだよ……。

 

背徳感や罪悪感もある

ゲームだから当たり前だけど装備の強化ができる。これが進撃ワールドだと悪いことしてる気分になる。強い兵器作っちゃって、どこかで謎の事故死を遂げそうな気がして仕方がない。

それとバディアクション、これって原作キャラに指示を飛ばしてるようなもの。だからときどき肩身が狭くなる。団長じゃないのに兵長をこき使ったり、新兵なのにピクシス司令やザックレー総統をこき使ったり。

他にも団長さしおいて白馬に乗ったり、

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亜種とはいえ獣の巨人とエレン接触させたり。

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原作・アニメでやらかしたらまずいだろうことがたくさんできるのでスリル満点です。

 

他、お気に入りのスクショ

・ミケさんそこ通れる??

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・煽りスキル高い通行人キャラ。

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